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こんにちは、今日は平城京 怨霊についてです。

<googleニュース>

桓武天皇
桓武天皇と上賀茂神社は何か関係があると聞いたんですが、いまいちわかりません。どのような繋がりがあるのか教えてください。 お願いします。

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天平びとの泣き笑い 歴史文化ライブラリー 馬場基 吉川弘文館発行年月:2010年02月 ページ数:237p サイズ:全集・双書 ISBN:9784642056885 馬場基(ババハジメ)1972年、東京都に生まれる。1995年、東京大学文学部卒業。2000年、東京大学大学院博士課程中退。現在、奈良文化財研究所都城発掘調査部主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 古代と現代をつなぐ瞬間ープロローグ/寧楽点描/役所勤めの日々/生活断章/下級官人たちの主張/新しい時代に向けてーエピローグ 八世紀に栄えた寧楽の都平城京で、人々はどのような暮らしを送っていたのか。飲食や
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Q質問です。よく藤原京や平城京が遷都した理由には怨霊問題や疾病などと聞きますが、平安京がずっと遷都しなかった理由は何かあるのでしょうか?(福原京を除く)重大事件は起きなかったのですか?解答お願いします。
A藤原京や平城京は、日本が事実上、西日本だけで成り立っていた時代の首都です。奈良盆地は、瀬戸内から九州を経て大陸へ至る交通路の東端に位置しており、西日本との交通ということなら便利な場所です。奈良時代まで東日本は外国に等しい状態であり、こういう時代に国を支配するなら、奈良盆地に首都を置くのが有効でした。しかし、平安時代に入ると、桓武天皇は東北地方の開発を重視し、それとともに東海・関東・東北など東日本との交流が盛んになりました。平安京は近江盆地を経て東海・東山・北陸道とつながるだけでなく、瀬戸内海・淀川を介して西日本とも交流できる位置にありますから、東日本・西日本双方に睨みを効かせながら全国を支配するという考えからすれば、最も便宜の良い場所でした。もっとも、それならば、なんらかの理由で平安京が放棄され、大阪あたりに遷都しても良かったではないかという考え方もできます。しかし、現実にはそうはならず、平安京に固定してしまいました。その理由を探せば、都市というものの集積効果す。ひとたび首都になれば、そこには人・物・金・情報などが集まるようになり、その機能を他で代替できないことは、いまの東京を見れば明らかでしょう。平安京にも同じことがいえます。民間企業が未発達で、政府が経済活動の主体だった時代ならば、政府が動けば民間の商人・職人らも一緒に移るしかなく、首都の移転はさほど難しいことではありませんでした。しかし、平安時代に入ると、政府に従って都に集まったはずの商人・職人らが独自の活動を始めるようになり、政府もこれら商人・職人らの存在を無視できないどころか、逆にその力を借りねばならない時代となりました。こうなると政府の判断で都を移すことは不可能となり、商人・職人らの活動する土地を選んで都とするという発想になります。平安京が1000年にわたる都となったのは、ここに都の置かれた時期が日本における商工業資本の発展時期と重なっていたためです。ついでにいうと、奈良・平安貴族は怨霊に怯えて都を放棄するほど軟弱ではありませんでした。なぜなら、政権闘争のあるところ怨霊騒ぎは付いて回るものであり、それでは都をいくつ造っても足りません。菅原道真の怨霊は醍醐天皇をとり殺したと平安時代には本気で信じられましたが、そのため北野天満宮が築かれることはあっても、平安京が放棄されることも、放棄が検討されることもありませんでした。遷都には、もっと合理的な理由が存在します。
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平城京天平祭 お店から見えた花火




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