Q | 日本における怨霊信仰について質問です。靖国神社で話を伺ったところ①怨霊信仰が成立したのは平安時代のことである②怨霊信仰には神道よりも仏教の影響が強いとのことでしたが、梅原猛先生の法隆寺が聖徳太子の怨霊のを鎮めるための鎮魂の寺であるという考えと矛盾しますよね。法隆寺は奈良時代の建造であり、平安時代ではありませんよね。靖国神社の方でも「梅原先生がどういう資料的根拠に基づいて発言しているのかわからない」という答えでした。皆様はこの問題についてどのようにお考えになられますか。御回答よろしくお願いします。 |
A | 昔からあったようですよ。出雲大社は、大国主命のたたりを恐れて、祀ったものだそうですし。その国を奪ったのが天皇家の始祖、天照大神(ヒミコをモデルにした架空の女神らしい)ということになっていて、言い伝え上は、国を平和理に譲ったとされていますが、やっぱり武力で奪い、その結果死んだ大国主命をたたりを恐れ、鎮魂しているのが、出雲大社だそうです。すでにこの頃から(本当はもっと昔から)怨霊信仰はあったそうです。 |